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竹田津未生先生が、副代表兼北海道支部長に就任いたしました。
竹田津未生先生が、副代表兼北海道支部長に就任いたしました。
【ご挨拶】
旭川医科大学卒業、北海道で小児科医をしていましたが、ひょんなことから埼玉医科大学に移り、先崎代表と一緒に小児循環器医をやっていました。
10年ほど前に北海道に戻り、小さな山の中の自宅から職場である重症心身障害児者施設に往復50kmの距離を通勤中です。
小児科医といいながら、現在診せてもらっている重症心身障害児者の方たちは大部分、成人です。
最も年少者で4歳、80歳台の方たちの診療にもあたっています。
また、胎児の心臓病診療にも関わっているので、年齢的には出生前から80歳のおじいちゃん、おばあちゃんまで、かなり広く診せていただいていることになります。
みなさんに共通しているのが、言葉として自分の意思を伝えることが難しく、自己選択の権利が簡単に揺らいでしまう方たち、ということでしょうか。
いまの私の仕事で一番大事なのはおそらく、彼ら一人一人がそれぞれ何を思いどのような生き方を望んでいるのか、その生きる手助けをどうしたらできるのか、果たして本当に手助けをできているのだろうか、邪魔をしてしまってはいないだろうか、ということを考えること。
患者さんから教えてもらうことがとても多く、そして自分の非力さを噛みしめることもまた、とても多いです。
ちょこを通じて、思いを十分に伝えることのできない方たちとその家族のお手伝いをできたら、と思います。
どうぞよろしくお願い申し上げます。